年金足らない?老後2000万問題って何?

資産運用

こんにちは。

takaです。

将来 心配
将来 心配

老後2,000万問題ってなに?

なんか聞いたことありますよね。

今回は老後2,000万問題について紹介します。

老後2,000万問題とは?

2,000万問題を聞いたことない人でも、

勘のいい人はなんとなく分かるかもしれませんが、

老後(定年退職後)に貯蓄が2,000ないとお金が足りなくなるということです。

将来 心配
将来 心配

どこからの情報なの?

金融 庁女
金融 庁女

金融庁の「市場ワーキング・グループ」の試算によるものだよ

この試算の前提条件

・定年退職した65歳(夫)と60(妻)の世帯

・定年後30年間は夫婦ともにいきている

この時の試算は、

総務省の家庭調査における高齢夫婦無職世帯

平均値から計算されたものです。

この試算での収入(年金)は20.9

支出は26.4で計算されています。

年金の収入と生活費の支出を差し引くと

毎月5.5万を貯金からくずしていくことになっています。

これを生涯で考えると下のようになります。

95歳まで生きられるか分かりませんが、

100年時代ともいわれているので、

自分達が定年になるころにはさらに平均寿命が

延びていることも考えられますね。

次にこの試算の収入と支出の

なかみを見ていきましょう。

年金はいくらもらえるの?(収入)

試算では定年後、

年金等で毎月20.9万の収入がはいるとなっていますが

実際にいくら入るのか確認していきましょう。

年金は国民年金厚生年金があります。

それそれいくらもらえるのか紹介します。

国民年金

20歳~60歳までの40年間

保険料を納めると満額もらえます。

納めて無い期間分は減額されます。

現在は満額もらえる場合、

年間で約78万円もらいます。

同じ条件の夫婦だと二人合わせて156万円となります。

毎月の金額はこうなります。

厚生年金

厚生年金の金額年収によって人それぞれ異なります

<前提条件>
65歳まで就労して、65歳から年金受給開始した場合

今後の年収(万)毎年の厚生年金(万)毎月に換算(万)
200988.2
3001179.7
40013111
50015012.5
<参考>厚生労働省 年シミュレーターから

いくつかのパターンで

国民年金と厚生年金合計を見ていきましょう

左の夫200万 妻専業主婦の組み合わせが

総務省がだした試算と同じくらいですね。

真ん中の夫500万 妻専業主婦の組み合わせは

支出次第でなんとかなりそうですね。

右の夫200万 妻200万の組み合わせは

夫婦ともに65歳まで共働き前提ですが、

老後の生活費に心配なさそうですね。

各家庭の労働体系でかなり差があることが分かりました。

ただあくまでも現在の情報で、

満額もらえる前提の金額なので、

自分が満額もらえるのか確認や、

これから制度が変わることは想定しておいたほうがいいでしょう。

老後の支出

月々の支出について考えてみましょう。

こちらも生活スタイルによって支出が異なるので

ここでは賃貸と持ち家世帯の2パターンで考えます。

今回は簡単な比較のため、

住宅費のみを変えて比較しました。
※ここでの内訳金額は自分の家庭を参考に考えました。

総務省が試算した支出は26.4なので、

賃貸の世帯では試算を同じくらいになりそうですね。

持ち家世帯は定年までには住宅ローンが終わっている想定ですが、

固定資産税などの固定費はかかってくるので、

なんだかんだお金はかかりそうですね。

結局、老後お金は足りるのか?

いろいろなパターンで検証してきましたが、

定年まで夫婦ともに働くの家庭は少ないでしょう。

現実的に考えると、

結論

年金が満額もらえる前提では

年収500万以上、または共働きの家庭

年金のみで生活費がまかなえそうです。

年収200万の家庭は、貯蓄2000万は必要そうですね。

最後に改めていいますが、

年金満額もらえない場合もありますし、

今後減る可能性もあります。

また今回の支出は毎月の生活費用しか考慮してません

旅行趣味たのしみたい方は余分に貯蓄が必要です。

また想定外の出費もあるとおもいますので

各家庭でもらえる予定の年金しらべて、

老後どのような生活をしたいか、

それに必要な費用を計算してみると良いでしょう。

まとめ

最後まで読んで頂きありがとうございます。

老後のお金の心配をせずに

楽しく過ごせるように今のうちからできることを

一緒にやっていきましょう。

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